企业愿景

【社長インタビュー後編】急成長企業の組織づくりと、これから描く新しい挑戦

 みなさんこんにちは!ジャパンクリエイトグループ(以下、JCG)採用担当です!

 前編では業界構造とバリューネットワーク(以下、VN)独自のビジネスモデルを、中編ではVNの営業職ならではのリアルな仕事内容についてお伝えしてきました。
 全3回にわたってお届けする本シリーズ、最終回となる後編では、急成長を続けるVNの組織がどのように変化してきたのか、そして今後どのような新しい挑戦を描いているのかについて、代表取締役の齊藤社長に伺った内容をお届けします。

この記事でわかること

  • 会社の急成長に合わせて、VNの組織がどのように変化してきたか
  • 精肉業界の「人手不足」「技術継承」という課題を、VNがどう強みに変えているか
  • 自社ブランド(PB)開発やEC事業展開など、VNが構想する今後の新領域

Q8. 直近数年間の会社規模拡大に伴い、社内ではどのような変化がありましたか。組織面の動きを教えてください。

 私が社長に就任した頃、売上は140億円規模でしたが、現在は300億円を目指すフェーズまで成長しています。一方で従業員数はそれ以上のペースで、5倍近く増えています。できるだけコンパクトな組織を目指したいのですが、それだけ整えなければならないことが増えたということです。

 特に力を入れたのが、安全・労務管理の体制です。例えば、配送トラックの交通事故が、月に3〜5件起きていた時期もあり、これを改善しようと車両運行管理を立ち上げました。また、社員の教育にも力を入れる必要があると考え、採用・教育を専門に担う部署を新設しました。さらに、HACCP(=食品の衛生管理に関する国際的な基準。日本でも義務化されている)の義務化に合わせて、精肉業として自前の推進部署を立ち上げたのも大きな変化です。他社は基本的に外部委託が多いので、これは珍しい取り組みだと思います。

 こうして『何でも屋』だった組織が徐々に細分化され、専門部署が生まれることで、若い人材がステップアップしやすい環境になってきています。

Q9. 「何でも屋」から「専門部署による分業」へ進化する過程だからこそ、若手にも新部署の立ち上げや役割拡大のチャンスがあるのですね。こうした専門部署は、業界全体の人手不足や技術継承といった課題への対策にもなっているのでしょうか?

 人手不足や技術継承の課題については、実は当社の委託者に限って言えば、全く困っていません。委託制度によって、自分で店舗を持ちたい、経営者になりたいという方が、VNという後ろ盾がある状態で夢に向かってチャレンジすることができます。そういった活躍が業界内に口コミで広まり、多くの希望者から連絡をいただいている状態です。技術継承の視点から見ても、2番手・3番手の職人さんがしっかり育ち、控えている状態を作ることができています。

 また、アウトパック型のビジネスが増えるほど、売り場管理の仕組み作りが不可欠になります。そこで力を発揮するのが、先ほどお話しした採用・教育の専門部署です。外国籍の方の雇用管理なども含めて、この部署がしっかり機能することで、業界全体の人手不足という課題を、むしろ組織の強みに転換できていると感じています。

 私たちが行っているのは仕組みづくりだけではありません。委託者の方に対しては、「肉の雅屋」の看板を背負う以上、一定の質を守ってもらう必要があります。そのために社内でマイスター制度と呼ばれる教育プログラムも用意しています。

 このマイスター制度を、今後は社内の営業職も対象に拡充していく予定です。精肉に関する専門知識だけでなく、労働法や安全衛生法などの最新の知識も体系的に身に着け、幅広い提案と安定した管理ができるよう取り組んでいきます。

Q10. 委託制度と専門部署の仕組みで、人手不足という業界の危機を組織の強みに変えているのですね。この基盤を活かし、既存事業の拡大以外に、今後どのような新領域への挑戦を構想されていますか?

 現在、全体で2,700店舗ほどあり、そのうち2,100店舗が精肉、600店舗が青果です。今後は八百屋さんとのタッグをさらに強化していきたいと考えています。

 また、加工品にも力を入れたいですね。『肉の雅屋』ブランドでのオリジナル商品、いわば自社PB(=プライベートブランド。自社独自の商品ブランド)を作っていきたいと考えています。既に多くの売り場を確保できているので、ワンアイテムからでも生み出していける環境があります。これまでスポンサー活動などは『バリューネットワーク』の名前で行うことが多かったのですが、今後は『肉の雅屋』というブランド名を前面に出し、認知度を高めていくことも構想しています。ブランド名そのものが浸透していく状態を目指したいですね。業務スーパーのあの緑の看板くらい、パッと見て『あ、肉の雅屋だ』と分かるようになったら嬉しいなと(笑)。

 将来的にはECサイトへの展開も構想しています。店舗を持たずに展開する形は、実は一番利益率が良いビジネスモデルでもあります。他のスーパーと商品がかぶらない『ここにしかない生鮮品』を軸に、新しい販路を広げていきたいと考えています。


まとめ:精肉業界の「向かい風」を追い風に変える、バリューネットワークの挑戦

3回にわたってお伝えしてきたバリューネットワークの姿を、改めて整理します。

  • 市場環境:人口減少・原材料費高騰により精肉業界には追い風がなく、構造的な逆風が続いている
  • 独自モデル:「アウトパック」「インストア」という、他社が真似できない仕組みで委託者数・店舗数・売上を拡大
  • 人材面での強み:委託制度により技術継承の課題を克服し、経営視点を早期に身につけられる営業育成の仕組みを構築
  • 組織づくり:急成長に合わせて「何でも屋」から「専門部署による分業体制」へと進化を続けている
  • 今後の展望:自社PBの開発やEC展開など、既存事業の強みを生かした新領域への拡大を構想

 同社の営業職は、単なる「物売り」ではなく、店舗経営者・委託者双方の視点に立って調整を行う、経営に近い実践的な仕事です。学校で学ぶ数字ではなく、現場で使う「商売の数字」に強くなれること、そして年齢・立場の異なる多様な人々と対等に渡り合うコミュニケーション力を養えることが、同社ならではのキャリア形成の魅力といえるでしょう。

 以上、業界の危機を成長のチャンスへと転換し、進化し続けるバリューネットワークについてご紹介いたしました!

最後に:選考のご案内

 最後に、バリューネットワークの新卒採用について、ご案内いたします。
 バリューネットワークは、ジャパンクリエイトグループのグループ採用によるオープンカンパニーを実施しており、営業職・企画販促・管理部(バックオフィス)の募集についても案内しています。
 会社の雰囲気や仕事内容をより詳しく知りたい方は、ぜひマイナビの募集ページもチェックしてみてください。
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