子どもたちと真剣に遊ぶ時間が仕事になっています。「先生と出会えてよかった」と言ってもらった喜びは忘れられません。

荒木里菜さんは、山田東教室がオープンした当初から児童指導員として働いています。「ずっと子どもと関わる仕事がしたいと思っていたので、ここで働けることが決まったときの喜びは大きかったです。」と笑顔で答えてくれました。普段の仕事内容について伺うと「他のスタッフと交替で子どもたちにトレーニングの指導をするほか、個別に遊んだりイベントを企画したりしています。トレーニングのときもイベントのときも、真剣に子どもたちと向き合う姿勢は同じですよ。」とのこと。

子どもたちの笑顔を見る時間が仕事になっているので、辛いと感じる時間はないのだそうです。「ふとしたときに『先生に出会えてよかったなぁ』と言ってもらえたことがあって、今でも忘れられません。キャリアよりも、子どもが好きな気持ちが強い人に向いている仕事だと思います。」

保護者の方とお話しするなかで、ときには相談に乗ることも。成長過程にある子どもだからこその悩みを解決したいと考えています。

鳥居恵美子さんは介護福祉士の資格を持ち、前職では成人障がい者への支援も行っていました。山田東教室では、児童発達管理責任者として主に保護者対応業務を担当されています。

「状態が安定している成人と違い、発達の途中にある子どもを持つご家庭だからこその悩みがあることを感じています。少しでも悩みが解消されれば、と考えて対応していると『教室に通うようになってから、子どもが変わりました』『通わせてよかったと思います』とお声を掛けていただくことがあり、そういうときは本当に嬉しいですね。」

明るく真面目でしっかりした印象の鳥居さんに、休日の過ごし方を伺うと

「お休みはローテーションで決まるので、事前に希望を出せば考慮してもらえます。今は着付けを習っていて、休日には着物を着て出かけることもあります。」

腕はまだまだなんですけど、と恥ずかしそうに答えてくれました。

3名の先生にお話を伺っていると「スタッフ全員がストレスのない環境で働けるのは、上司が丁寧な配慮や気配りをしてくれているから」と口を揃えて言われます。そんな頼りがいのある上司、山田東教室と吹田教室の事業責任者である二村さんにもお話を伺いました。

女性の多い職場で働くことに慣れている男性は歓迎です。意識の高い先生ばかりなので、学べることも多いはずですよ。

先生方からの感謝の言葉を伝えると「僕ですか?いやぁ管理職ですから…」と俯いて謙遜される二村さん。しかし、事業責任者として気をつけていることについて質問を向けると、キリっとした表情に戻って熱っぽく語ってくれました。

「子どもたちと接している時間に疲れが出てしまうことのないように、余計な残業や休日出勤などは極力少なくなるよう配慮しています。長期休暇や有休などがしっかり取れるからこそ、仕事に集中できるはずですから。」

どのような方に応募して欲しいか、求められる人材についても伺ってみました。

「勤勉な方が理想です。勤勉といっても、資格の勉強を頑張るというのではなく、まず子どもと真剣に向き合える意欲のある方がいいですね。その関わりのなかで更に資格が必要なのであれば、会社としてもサポートしたいと考えています。女性の多い職場ですが、そういった環境で働くことに慣れている男性からの応募も歓迎です。意識の高い先生方ばかりなので、男女問わず学ぶことはきっと多いと思いますよ。」

今後は個別療育を専門に行う教室の開講も予定しており、経験を活かして働く機会も増えるそうです。子どもたちをしっかりとサポートできる場をつくることで、働く人の技術も向上していく。ハッピーテラス山田東教室は、そんな良い循環を目指して子どもたちと日々向き合う方々が集まっている場所でした。