アイデアを具体化させる「マルチクリエイター」。

最初に飯田室長にお話をお伺いしました。飯田室長は、ACTマーケティング発足後に事業統括部に入社され、現在は主に新製品開発に携わっています。
「髙田社長とは、20年前からの付き合いです。会社立ち上げの際にお誘いをいただき、今に至ります。私の仕事は、社長のアイデアを具体化させること。そのためなら企画・提案、新商品開発、各種ミーティングなどなど…なんでもやります(笑)。統計分析やプログラミングなど様々な分野を独学で習得しているので、どんなアイデアでも7・8割程度は形にできるのが強みです」。

全く新しい試みへの挑戦でした。

新製品開発の中でも、昨年11月に販売をスタートしたデジタルガチャピーについてはとても苦労されたそうです。
「ガチャというと、硬貨やコインを入れて動かすアナログなものが一般的です。しかしデジタルガチャピーは、お客様にダウンロードしていただくアプリ内で出た数字を、マシンに入力することで動かすという全く新しいものでした。アプリの内容、マシンの内部設計、連動方法など開発メンバーとメーカーで何度も顔を突き合わせ考えました。どう乗り越えたかは…企業秘密(笑)。検証を重ね、ガチャマシンとアプリとの連動でお客様とコミュニケーションを図れる、“次世代の販促ガチャマシン”が完成!すでに特許も申請中です。今はスタートできてホッとしています」。
販売までの道のりの大変さを考えると、まるで子供を送り出すような心境を感じました。
「次は、6月に参画する販促EXPOに向けて、新たな商品開発を進めています。各事業部でも新サービスを展開予定です。まだまだやりたいことはたくさんあります」。
多趣味で、何かに興味を持つと突き詰めていくタイプだという飯田室長。その好奇心・探究心を存分に活かして、新たな挑戦を始められていました。

どんな情報も、スグ伝えるようにしています。

飯田室長とはまた違う面から、会社を支えている総務・経理担当の松尾課長にもお話をお伺いしました。
「私の主な仕事は、2事業部の経理・総務、会社全体の管理・会議セッティングなど、多岐に渡ります。大切にしているのは、様々な情報や社長からの指示を迅速にみんなに伝えること。私の遅れが会社全体の遅れになってしまうという意識を常に持っています。信頼して仕事を任せてもらえている分、その期待に応えたいと思っています」。
取材中にも業務の質問が次々と入っていましたが、丁寧な対応が印象的でした。
「総務だからこそ、各事業部がスムーズに仕事を進められるようにしたいんです。そのためにこまめに連絡を取り、分からない事は納得できるまで聞きます。逆に質問やお願いがあった時はすぐ動きます。そして会社全体で良い業績を残せた時はとても嬉しいです。“みんなが頑張ったおかげだ”と思いますし、私自身もみんなの力になれていたら幸せですね」。

みんなが働きやすいと思える会社を目指して。

「今後の目標は、会社をより快適に働きやすくすること。現在、大阪の他、東京・千葉にある各事業部へ足を運び、みんなの困っていることや改善してほしいことなどをヒアリングしています。いきなり全てを変えることは難しいと思いますが、今自分にできることから少しずつ変えていきたいと思っています」。
穏やかな口調ながら、強くゆるぎない信念を感じました。人一倍の責任感を抱いて仕事と向き合う松尾課長ですが、休日はお子様とのお散歩で癒されているそうです。しっかりとリフレッシュしつつ、全力で日々の業務に取り組まれています。

事業統括部は、企画開発・総務など様々な面に特化したエキスパートが集まるチームでした。会社全体を盛り上げていくという熱い想いで、これからもACTマーケティングを力強く支えていきます。